戒名をお授けしております
戒名とは、仏弟子であることを表すお名前です。
人は亡くなると、仏さまの弟子となって、あの世に旅立っていくと考えられています。
私たちの生前の俗名とは、この肉体に付いているものですので、人が亡くなって体が無くなった後には、新しい名前を授かることになります。
そうした戒名とは、生前の功績や履歴を考慮して、出家者である僧侶から授かります。
人は亡くなった日を命日として、49日の間、あの世に向かって旅をします。
その49日の間には、戒名という新しい名前を授かって仏弟子となり、私たちのいる、この世からあの世へ向かって、一歩一歩歩んでいます。
この49日の期間には、亡くなった方は、この世とあの世の間(はざま)の世界にいます。これを中陰と言います。
ですから、その49日の旅の終わりには亡くなった方が、どうぞ仏様のいる浄土に辿りついて下さい、と私たちがこちらの世界から、お祈りを欠かさずに供養をします。
香華院では、葬儀の際には、亡くなった方々へ戒名をお授けしております。
皆様のお身内の中で、もしも、これまでに俗名で葬儀をされた方がおられましたら、戒名を付けて、改めて引導をお渡しします。ですから、すでに俗名で葬儀が済んでいても、戒名をお授けいたします。
寺院葬や戒名のお申し込みは、香華院管理事務所までお気軽にご相談下さい。