迎春 本年もよろしくお願いいたします
迎春
本年もよろしくお願いいたします。
皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。
霊園では、新しいお墓を建てられた方から、「供養はどのようにすればいいのか」という質問を受けることがあります。
皆さまが新しいお墓で法要を行う時とは、大抵、故人様の49日忌にあたっての埋葬の為が、一番多いように思います。
まず、お墓が新しくなった時には、開眼供養が必要です。
新しいお墓の「目を開く」ように、「今後は当家の先祖代々の霊が永眠する拠り所となって下さい」と願いを込めて魂を入れます。
この時には、僧侶を呼んでお経を上げていただきます。
そのようにお墓に入魂してから、故人様の冥福を祈って、埋葬をします。
では、このような時に、「お塔婆をどのように、何本上げれば良いのか」という質問があります。この場合、開眼供養、49日忌、埋葬供養、追善供養等の各塔婆を上げるのが良いでしょう。
しかし、「一本だけ塔婆を上げるとすれば、どれを優先すれば良いでしょうか?」という声もあります。
その時には、49日忌の塔婆を優先してください。
故人様は、亡くなられた命日の日から49日間、この世からあの世に向かって旅をしています。その旅の終わりの日である49日目には、「どうぞ仏さまのいる浄土に辿りついて下さい」と供養を行うのです。
ですから、一本だけ塔婆を上げるとすれば、何よりも、49日忌供養の塔婆を上げていただきたいと思います。
何か仏事に関して分からないことがありましたら、香華院管理事務所まで、お気軽にご相談下さい。