お彼岸について
香華院では、今月22日(火)に、皆さまのご先祖様やご縁の方々のために、秋彼岸供養の法要を行います。
「お彼岸にはお墓参りをしましょう」とは、よく聞きますが、このお彼岸とは、春と秋にそれぞれあるので、年に2回あります。
それでは、なぜ、お彼岸の時期には「お墓参りをしましょう」と言われるのでしょうか?そのれは、春分の日と秋分の日に答えがあります。
これらの日には、普段とは違った特徴があります。それは、昼と夜の長さが同じになることです。ここに、お彼岸に、お墓参りが勧められる理由があります。
彼岸とは、もともと、仏さまの住まう「あの世」を表します。
私たちが住むこの世界を此岸(しがん)と言い、それに対して、仏さまが住まうあの世を彼岸(ひがん)と言うのです。
こうした、私たちの世界である「この世」と、仏さまの世界である「あの世」が、一番に近くなるのが、これらの昼と夜の長さが同じになる日、つまり春分の日と秋分の日と考えられています。
ですから、仏さまやご先祖様を、一番身近に感じられる日が、一年に2回あることになります。これを、通称「お彼岸」と呼びます。
こうしたことから、3月下旬の春彼岸と9月下旬の秋彼岸には、仏さまを身近に感じながら、先祖供養としてお墓参りを行うのです。
香華院では、9月22日(火)午後2時から本堂において、秋彼岸会合同法要を行います。僧侶による読経の中、皆さまのご関係の方々の仏さまのお名前を、お一人ずつ丁寧に読み上げて供養いたします。また、秋彼岸塔婆の申し込みも同時に受け付けております。
ご参列希望の方は、香華院管理事務所までご連絡ください。